当社にご依頼をいただいた200社以上のクライアントに対してヒアリングを行う中で、プレゼンテーションを考えること、デザインすること、話すことのいずれか、もしくは全てが苦手というお話を伺ってきました。
英語圏では、プレゼンテーションスキルが重視されており、幼少期から「Show & Tell」、「Public Speaking」などの授業を通じて「プレゼン教育」が提供され、繰り返し実践するうちに、大人になる頃には「人前で自分の意見を伝える」ことが当たり前のスキルとして身につく環境が整えられています。
対照的に日本では、プレゼンテーションに注力する教育の場は限られているのが現状です。
学校での発表や受験、就活の面接のたびに付け焼き刃のスキルで臨み、なんとかその場をしのぐことの繰り返しになりがちです。
結果、経験が蓄積されず、不慣れからくる緊張や苦手意識を抱えたまま大人になってしまった方も少なくないのでは、と想像します。
このような背景のもと、プレゼンスキルが必要になる「その日」のために、子どもたちが日常的にプレゼンテーションを学び、実践できる場所が必要だと考えました。
成長とともに必要なプレゼンテーションスキルを身につけることで、未来がどのように変わっても、そのスキルは必ず役にたつと考えます。